多言語で多言語がわかっちゃう!

誕生日に愛する妻が

iPod touchをプレゼントしてくれ、
それ以来、毎日愛用しています。

毎朝、CNNともうひとつ、

French Pod http://frenchpod.com/

という番組を毎朝ダウンロードして聞いています。
大体5分くらいなんですが、アメリカ人向けのフランス語レッスンで、
とっても面白いです。

アメリカ人向けっていうこともあって、もちろん英語で
レッスンは行われるんですが、

聞いていると、


アメリカ人のフランス語のわかり方

っていうのがあるみたいだ、と思いました。

日本人がフランス語を勉強するより、絶対ラクだ、と思いました。

日本語の仲間って、韓国語とか、漢字の言葉、中国語だったりするんですが、

英語とフランス語って共通するところがやっぱりあるんですね。
番組中で、新しい単語が出たりしても、

出演者のアメリカ人、サムは

「あぁ、英語のアレね!」

という感じでわかっていくことが多いんです。
で、フランス人のセリーヌは基本的には英語(フランス語訛り)で
レッスンを続けるんですが、気持ちが入ってくるとフランス語になったりします。
でも、それでも会話は流れていく。

それが許される雰囲気があるというか。
日本だと、
「いや、いきなりそんな容赦ないフランス語で話されても、
 習ってないよそれは」的な雰囲気になるんですけどね。。。


日本人向けのレッスンとは明らかに進捗度が違う。
早いですね。

ちなみに私は、英語とスペイン語の切り口で聞けるので、
ホントによくわかっていきます。面白いですね。

アメリカ人向けのレッスンのほうが自分に合ってるかも

って思いました。(多言語人の特権!?)

サムほど英語はわかりませんが、スペイン語という音の網が
ある分、彼とわかっていくスピードは同じかな(笑)と思います

iPodをお持ちのヒッポの方はぜひお試しあれ。
とっても面白いですよ。


今日の動画

チリのスペイン語。 メキシコスペイン語に聞き親しんでいる
ので新鮮な音です。 Sの音が落ちることが多いですね

Eee PC ゲット!

台湾の格安 ミニノート、 Eee PCを買いました!

価格、何と9800円!新規契約で30000円引きでした。
利用用途としては、屋外で気軽にネット環境のあるモバイルを
持ち歩くため。


ケータイだと画面も小さいし、タイピングもしにくい。
普通のノートまでの機能はいらない。

そんな自分のニーズにピッタリくる感じです。
ちなみに無線LANイーモバイルのものを契約しました。
5980円/月の2ねんプランです。

パソコン自体の容量はとっても小さいですが、
ネットの「あちら側」のアプリをフル活用してみたいと思います。


ちなみに家は山奥の田舎にありますが、イーモバイルで大丈夫でした!!

小さすぎず、大きすぎずのサイズが持ち運びに便利!
ちゃんと携帯用のポーチもついています。


スティックタイプは高かったので、ケーブル付きにしました。
マジックテープでパソコンに引っ付けてブラブラしないようにしようと思います。



今日の動画

小野伸二のオランダ時代のオランダ語。以前、オランダ語は英語に似てるって
聞きましたが、音的にはドイツ語に似てると思います。

多言語の柱

メキシコに1年半行っていたときです。

韓国やカナダ、日本からヒッポファミリークラブの仲間たちが
メキシコ交流のホームステイにやってきました。
彼らと接する中で、メキシコの人達は「へぇ、韓国ってそうなんだ」
「カナダってそういうところなんだ」と自分たちの文化や常識と照らして
感動したり驚いたりしていました。


自分もメキシコの人達とまじって「へぇー」とやっていましたが、
ふと気付くと自分の驚く内容やおもしろがる内容がメキシコの人達に近づいて
るんじゃないか、と思いました。


「日本の人達ってこういう面白いところがあるよね」と誰かが言うと、
日本人の自分が「うん、うん」ってやっていたのです。
また、日本からのグループがわぁーっときて、わぁーと帰って行った時、
それまでの準備の大変さを振り返りながら、

「楽しかったけど、日本のみんなも無事帰ってなんだかホっとしたね」


というと、まわりの人たちに大笑いされました。



日本人が帰って行ってホっとする日本人って。。。


メキシコでの生活にどっぷりつかってどっぷりとそこでの言葉を話しているうちに
「日本人」という柱の横に「メキシコ」っていう柱が少しずつでき始めていたんだとおもいます。


そういえば、ヨーロッパに1か月ヒッポの交流プログラムで行ってからも、
「ヨーロッパ」の柱がぼんやりと自分の中にできて、自分の中の「絶対の常識」がだんだんと
薄まっていったのを覚えています。


こういう柱を自分の中にたくさん作っていくと、やがてパルテノン神殿みたいに、向こうが見えなくなるくらい
自分の中に柱ができて、どんな人やことばも受け入れられるようになっていくのかもしれません。


仕事が忙しくてなかなか参加できないですが、この活動には一生関わっていきたいな、と思います。


今日の1枚
Web2.0を言葉でなく、音楽と映像で表現しています。ポップな感じでかわいいです。
音楽もNice!

The World is FLAT!!

The World is FLAT!!

最近お気に入りのThomas Friedman氏 です。
彼のMIT(マサチューセッツ工科大学)でのスピーチの動画です。
ちょっと長いし英語ですが、何回も聞いてるとだんだんわかってきます。



彼の言う "The world is flat"って、経済的に平等というのとは違って


インターネットという素晴らしい発明が人がものを学んだり、表現したりするの
に地域や経済の格差がほとんどなくなってきた、チャンスがみなに平らに(Flat)に
与えられるようになってきた
、ということみたいです。

彼がブダペストに行った時にタクシードライバーに名刺代わりに自分のブログのURL
を渡されたっていうエピソードをきいて、一昔では考えられないようなことが
起こり始めているということを感じさせられました。

お金のある人、権力のある人 → 貧しい人 (垂直:Vertical)

という流れから

個人 → ネットの大海原 (水平:Horizontal)

という流れになってきていて、個人のパワーが強く(empowered)されてきているな、
面白い時代になってきたな、と感じています。



今日の動画
Common Craft の Google Docsの説明。英語のリズムがとっても心地よいです!
余談ですが、ヒッポファミリークラブの紹介もこんな感じでやってみたいですね。

共通語英語 vs 多言語!?

先日、これからのビジネスの三種の神器の一つに
英語を書きました。

では、これからは世界の言葉たちは淘汰されて、英語になっていくんでしょうか?

みなさんはそんな気がしますか?
きっとそんなことはないと思います。

普段仕事で英語を使うことが多いですが、ある意味その場で必要なツール
として話しています。

たとえば、インドの人とシンガポール人と中国人がその場にいたとき、
インドの人とは英語、シンガポールの人とは中国語を話していたんでは、その場で
通じる言葉になりません。

はじめまして、とやって、お互い探りを入れて、そこで一番エネルギーが落ち着く言葉を
見つけます。それが時には日本語だったり、英語だったり。

今の時代は、落ち着く言葉が英語、ということが主流になっている、ただそれだけの
ことだと思います。

メキシコに1年半住んでいた時、通っていたジムで韓国の人と友達になりました。
彼は英語も日本語も話せません。
そこで二人で話していたのは「スペイン語」です。

カタコトのスペイン語で話す東洋人たち、、、、。なんか笑っちゃいますよね。


片や多言語は「ツール」とはまた違ったものだと思います。

私なりの「多言語」を定義してみると、、、


多言語とは、相手のことばを受け入れるスタンス


となります。何かを達成するために使うツールではなく、その人の存在自体を受け入れようとする
スタンスを持っている人を「多言語の話せる人」だと私は思います。


相手がどんな言葉を話す人でも、まずは聞いてみる、近寄ってみる。 

そしてその中で
この場で一番エネルギーが少なくて済むコミュニケーション方法を相手と一緒に見つける


これができる人が本当の多言語人だ、と思います。


メジャーリーガー長谷川投手の英語。
彼の英語、「生きた英語」っていう感じでカッコいいですね!

ネットのあちら側

高機能・高性能のパソコンはもう時代遅れ!?


って最近思い始めました。


今は地図の検索やちょっとした英語の検索にもGoogleを使ってます。
Googleを日々駆使していく中で、Googleというものに対して
便利!! 以外のある種、怖いくらいのすごさを感じるようになってきました。

Googleのアプリをよく見ると、
Google Docsってのがあったり、Bookmark機能があったりしますが、これらは全部
ネットに保存することになってます。

ってことは「パソコン自体に保存する」ってことが必要なくなってきているってことです。

Google Docsにはワードやエクセルに変わる機能があります。
しかも! 不特定多数の人達と文書を共有しながらアップデートできちゃうんです。

こうなるとパソコンなんてキーボードと画面とネットにつながっていれば何でもいいやってことになります。




何か文書を作っても、写真をとっても今まではパソコンに保存してました。
でも、パソコンが壊れたら終わりです。それどころか盗まれたらエライことです。

これからは文書や写真は「ネットに保存する」時代になってくると思います。
「ネットに保存する」ってなんかハッキングされたりとか怖いイメージがありますが、
パソコンを壊す、盗まれる、確率に比べたら、Googleのプロのエンジニアたちに守ってもらうほうが
安全な気もします。




これって日本の産業自体を変えてしまう可能性もあります。




高性能・高機能を売りにしてきた日本の電機メーカーも考え方を変えなくちゃいけなくなるかもしれません。
これまで「どのパソコンにしよう?」って悩んでたのが、
「パソコンは何でもいいから、ネット上のどのアプリをどう生かそう?」
って考えるようになる日がもう目前に迫っている気がするからです。

現に台湾の格安ノートパソコンなどがすでに注目されはじめてます。
イーモバイルも格安モバイルを100円とかで(2年しばりですが)提供しはじめてます。

梅田望夫さん風にいうと、


ネットのあちら側にお任せしちゃう時代


が当たり前になる時代がもう迫ってきている気がします。

マリー・アントワネット

時代とアンバランスな音楽がかっこいいですね。
アントワネット役のキルスティン・ダンストもめっちゃキレイです。

最後は怒れる市民にパリへ連行されますが、どこか悲壮感のない
ストーリー展開で安心して観れました。



14歳で結婚、18歳で王妃に即位。
そりゃぁ政治のことなんてわからんよねー。
贅の限りをつくした彼女ですが、同情する面もたくさん
ある気がします。




基本は英語ですが、「ヴェルサイユ」の言い方が喉を鳴らしながらだったり、
マリーの娘だけフランス語だったりと、ところどころ面白いところがあります。



しかしあのころの外交官たちは基本何語で話してたんでしょうね?
フランスに行ったらフランス語、スウェーデンに行ったらスウェーデン語だったりとか?




今日の動画
Wikiについて楽しくクラフトチックに説明してます。
このシリーズ、英語ですがなかなかカワイくてわかりやすいですよ。