英語のネイティブの人だって。。。

英語が通じる人 ってどんな人でしょう?

#1英語圏で暮らしている(暮したことのある)人
#2英語圏で暮らしてはいないけど、英語を話せる人


この二人の人たち、どっちの人の方が私たちのような
ノンネイティブの英語が、より通じるでしょう?



そんなもの1の人達に決まってる。
1、はネイティブってことでしょ?
英語をよりわかっている人たちってことなんだから、自分たちの英語をしっかり拾ってくれるんじゃ。。。


と思うことなかれ。実はアメリカの人たちは英語のネイティブだが、
「あるグループネイティブ」の人たちには意外にノンネイティブの英語は通じにくいのだ。

それは、
「自分のエリアをほとんどでたことがない」ネイティブの人たち

である。彼らはもちろん「英語のネイティブ」できっと英語はカンペキだと思う。
ただし、それは相手が英語のネイティブの場合

先日ヒッポファミリークラブのメンバーと、はじめて自分たちの生活エリアを飛び出して
日本にきたアメリカ人よりも、今まで複数回海外旅行などを経験しているアメリカ人の方が
ノンネイティブの英語が通じやすい、という話題になった。

外に出て、英語以外のことばやノンネイティブの英語を聞いているアメリカ人も、アメリカを出たことがないアメリカ人も
同じレベルの英語が話せるし、聞けるはずだけれど、その奥にひそんでいる、コミュニケーションに必要な奥行き
みたいなものに差があるのかもしれない。

シンガポールやインドの人はたしかに独特の英語を話しているが、こっち(日本人)の独特の英語も意外に
よく通じる。


数年前にラスベガスに行った時に、泊まったホテルが「Luxor」という名前で日本語では「ルクソール」と発音するが、
タクシーの運転手には「ルクソール」では決して通じなかった。(想像してよ!って思ったけど、通じなかった)
クソール」と発音しないと通じない。


ネイティブ=そのことばの「コミュニケーション」を行える


という式は成り立たないのかもしれない。